イベント
「新幹線開通をヒントに
九州をつなぐアートツーリズムを開拓する」
2011年春に、九州新幹線が全線開通します。九州の縦軸に沿う交通インフラがさらに充実し、「人」「物」「文化」がますます活発に行き来することでしょう。これまで以上に、関西以東や中国地方のお客さんを九州に呼び込むこと、アジアからのお客さんをより多く深く九州に迎えること、そして九州新幹線沿線から離れた場所との連携強化などが期待されています。
最近ではグリーンツーリズム、医療ツーリズム、ビジネスツーリズムが取りざたされていますが、今回私どもは「場所」「物」「サービス」が持つ魅力以上に、「文化」を活かした観光のあり方としてのアートツーリズムに着目してみました。
2010年は、瀬戸内国際芸術祭2010(註1)や、愛知トリエンナーレ(註2)も開催され、また大分県別府市において2009年に開催された、アートと温泉それに商店街の活性化を一体化した別府国際芸術祭「混浴温泉世界」も記憶に新しい話題です。1999年に開館以来、一貫してアジアの国々との交流プログラムに取り組む福岡アジア美術館も目が離せません。
ではこれから実現可能な九州のアートツーリズムとはどんな形になるでしょう。
「アートツーリズムとは、アート作品、アーティスト、アートスポットなどの、生きた観光素材を通してあらためてその地域や市街地を鑑賞し、体験し、味わい、知的好奇心を満足させながら楽しく散策すること」と呼んでみると、九州にはいろんな素材が見えて来そうです。
いままさに旬な話題として、博多駅で企画検討中のライブ感覚あふれるアートプロジェクト計画に加え、熊本からは、古くて新しい文化発信交流拠点となりつつある創業121年の老舗書店の話題、さらに鹿児島から1日に4万人以上集めるアートマーケットの動向をご披露いただきます。
ディスカッションでは、話題提供者とご来場者のみなさんそれぞれが活発な意見交換を経て、九州のアートツーリズムのビジョンへと繋がる何かを掴んでいただきたいと思います。
ぜひご参加ください。
詳細はこちら
<主催・お申し込み・お問い合わせ>
福岡ビジネス創造センター
電話: 092-672-7001
E-mail: info@fbcc.jp
ファクス: 092-672-7041
話題提供者:
鮓本敬太(すしもと けいた)氏
「アートで賑わう博多駅」
博多ターミナルビル株式会社 博多駅ビル事業本部 営業部 販売促進課 課長代理
宮本初音(みやもと はつね)氏
「九州アジアのアートゲート/玄関としての博多」
JR博多シティ九州アートゲートプロジェクト総合ディレクター、ART BASE 88主宰
長﨑健一(ながさき けんいち)氏
「老舗書店が創りだす敷居の低い文化空間」
長崎書店代表取締役社長兼店長/熊本市
万善弘美(まんぜん ひろみ)氏
「ドラマティック! アートマ!」
KTSナマ・イキVOICEアートマーケットディレクター/鹿児島テレビ放送
ディスカッション司会:藤浩志(ふじ ひろし)氏
美術家、藤浩志企画制作室代表/糸島市在住
日時: 2011年2月10日(木) 15:00 – 18:00
(交流会は19:30終了)
会場: 福岡ビジネス創造センター
福岡市東区香椎照葉3−2−1 シーマークビル
TEL 092-672-7001
http://www.fbcc.jp/
交通アクセスは、こちらをご覧ください。
http://www.fbcc.jp/main/5.html
参加料: 無料(交流会参加費は当日1000円徴収します)
スケジュール:
14:30 開場
15:00 プレゼンテーション開始
(5名によるプロジェクトや事例の報告)
17:00 ディスカッション開始
18:00 セミナー終了
18:10 交流会
19:30 解散
申込方法
連絡先住所、氏名(必須)、所属、日中連絡がとれる電話番号かe-mailアドレス(電話番号またはe-mailアドレスは必須)を明記のうえ、e-mailかFaxで、下記までお申込みください。お申込みいただいた後、受付確認のご連絡をこちらからいたします。またその際、開催当日により活発なディスカッションとなるよう、簡単な質問票も送りますので、1月31日(月)までにご返答いただけますよう、ご協力をお願いします。お申込みの際には、交流会へのご出欠もお知らせください。
註1:瀬戸内海の7つの島を舞台に、18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加。2010年7月から10月にかけて105日間の会期で、予想入場者数30万人をはるかに超え、3倍以上の93万人強となった。瀬戸内国際芸術際実行委員会主催。詳しくはHP〈 http://setouchi-artfest.jp/ 〉をご参照ください。
註2:「都市の祝祭 Arts & Cities」をテーマに、名古屋市内の、愛知芸術文化センターや美術館などを会場とした3年に一度開催される国際芸術祭。主催はあいちトリエンナーレ実行委員会、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館。「作品の多くはここ愛知でしか見られない新作または日本初演で、美術館や劇場のみならずまちなかへも飛び出し、都市の日常風景の中に魅惑的な光景を出現させます。まさに街を歩くほどに体感できるアートの力。街がまるごとアート空間となるスリリングな都市の祝祭(HPより)」です。
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