クルーズニュース
最大定員3840人の大型クルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」が、
10月10日の寄港をもって2012年の博多港寄港スケジュールを全て終了しました。
ボイジャーは米ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社の運営で、
2012年6月21日に日本初寄港として博多港に寄港。
10月10日までの約4カ月間に、計11回博多港を訪れています。
世界第4位の総トン数13.7万トンを誇るその船体は、
全長311メートル、高さ63メートルと、圧倒的な大きさ!
まるで海上に突如、巨大ホテルが建ったようです。 (ボイジャー・オブ・ザ・シーズ全体像)
さて、10月10日は福岡市の各団体が一体となり、今年最後のボイジャーをお迎えしました!
今回のボイジャーの航路は通常の中国発着ではなく、
天津→博多→済州→アモイ→香港→ホーチミン→バンコク→シンガポールという
15日間のアジア満喫ルート。
このため、客層は欧米人を中心とした2850人でした。
当ビューローからは、スタッフとウェルカム・サポーター12名が現場対応へ。
まずは準備と打ち合わせ。
観光客の下船に合わせて、英語ガイドブックの配布を開始!
一方、船の前では福岡市消防音楽隊による歓迎の演奏が行われました。
その賑やかさに、多くの観光客が足を止めていました。
今回は個人旅行者も多かったため、観光案内担当のサポーターも大忙し。
主に質問されたのは、福岡タワー、大濠公園、天神繁華街、櫛田神社、川端商店街などへの行き方。
また、観光バス「オープン・トップ・バス」や、ラーメン・お寿司など日本食に関する問い合わせもありました。
観光に出かける個人旅行者の交通手段は様々です。
バスを利用するお客さんのため、市港湾局が『船⇔博多港国際ターミナル』間のシャトルバスを用意。
タクシーを利用するお客さんには、福岡市タクシー協会が車両を手配し、行き先などを通訳しました。
乗客の下船が一段落すると、毎回クルー(乗組員)たちも下船し、案内所内で休憩します。
クルーからの質問にも、ウェルカム・サポーターが対応しています。
さて、18時ごろから観光客が船に戻ってきました。
(夕暮れ時のボイジャー)
港の福岡市プロモーションスペースに立ち寄る観光客も多数。
博多人形など、伝統工芸品が人気でした。
見送りパフォーマンスとして行われた博多券番による写真撮影は、行列ができるほどの人気ぶり。
20時、無事出港です。
野和太鼓による演奏で見送ります。
来年も博多港への寄港、お待ちしています!
※一部情報提供:福岡市港湾局
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