お知らせ
3月27日(水)~30日(土)まで、中華航空の機内誌「DYNASTY」(ダイナスティ)が福岡特集を組むため、女性記者の容嘉雯(よう かぶん)さんと、カメラマンの李政曄(り せいか)さんが取材に訪れました。この取材のアテンド記録をご紹介します。
「DYNASTY」は中華航空のVIPラウンジ、国際・国内全線に置かれる機内誌です。中(繁体字)・英・日の三言語で構成され、利用旅客に興味を惹かせるイベント、ライフスタイル、観光情報を中心に掲載するもので、発行部数は月間9万部、読者数は100万人以上を数えます。
~3月27日(水) 取材初日~
福岡到着後、取材の二人が目にしたのは福岡空港敷地内に咲く満開の桜。福岡の第一印象は「とても綺麗」でした。取材・撮影は「キャナルシティ博多」から開始。カメラ担当の李さんはその外観に、女性の容さんは1Fに入るビューティラウンジ「CLUXTA」のユニークさに興味津々。「櫛田神社」の取材では、その歴史に強く惹かれたのか、恵方盤、絵馬、手水舎、飾山笠(かざりやま)の撮影にたっぷり時間を割きました。その後も、川端商店街の「まちブラ」、夜の中洲の「屋台」など、博多の魅力を存分に味わっていただきました。
~3月28日(木) 取材二日目~
この日は、福岡中心部の取材。早朝、徒歩で天神へ移動する中、チューリップや桜を堪能します。午前中は、福岡オープントップバスの「シーサイドももちコース」に試乗し、海辺の景色やけやき通りの新緑を愉しんでもらいました。一風堂でラーメンの昼食後、午後は天神地下街→大名→大濠公園→舞鶴公園を散策。取材者の二人は、「福岡はとても整備された綺麗な都市」としきりに感心していました。夕食後の「さくらまつり」のライトアップでは、夜桜を前に興奮気味に取材されていたのがとても印象的でした。
~3月29日(金) 取材三日目~
この日からは福岡市を離れ、近隣観光地の取材へ。まずは「九州の小京都」と言われる秋月へ移動。情緒溢れる城下町では、約500メートルの桜並木で桜吹雪がお出迎え。この光景にはお二人も感動し、とても印象的だったようです。その後の有田では、有田焼の「柿右衛門」、「源右衛門」で、普段非公開の窯の見学が特別に許可されました。そして、この日最後の嬉野・納戸料の百年桜では、その大きさに驚嘆の様子でした。
~3月30日(土) 取材最終日~
最終日は太宰府天満宮へ。参道、本殿、飛び梅、絵馬に強い興味を覚えたようです。「自然庵」での料理に大満足した後は、「かさの家」で梅ヶ枝餅を試食。そして、九州国立博物館で撮影スケジュールを全て消化し、福岡空港から台湾へ帰国しました。
今回の取材を通じて、取材スタッフからは「日本文化への素直な共感」が感じられました。これは、今回訪れた二人が台湾や香港の方だったことが大きいのかも知れません。このことからも、「中国本土以外の中華圏」へ福岡の魅力を発信して行く重要性がうかがえます。
今後、福岡市は、香港や台湾の方々へのシティ・プロモーションを積極的に展開して行く予定です。福岡観光コンベンションビューローも福岡市の観光振興を担う公益財団法人として、海外からの取材を誘致・協力しながら、魅力溢れる福岡市の旬な情報を発信するお手伝いをさせていただきます。
担当者として、とても充実した四日間でした。
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