福岡市は平成25年6月10日から16日にかけてオランダのアムステルダム、及びフランスのパリ両都市で、現地の旅行会社及びマスコミ関係者に対して福岡市の観光説明会を開催しました。

今回の説明会では、ヨーロッパの人々は、他国の伝統や食を含めた文化に興味があるという情報に基づき、日本の文化と福岡の食のデモンストレーションを目玉とした説明会を企画しました。

KLMのお膝元であるアムステルダムでは市長が英語で福岡市のプレゼンテーションを行ったほか、現在福岡市で活躍されている寿司職人や、生け花・書道・日本舞踊の各師範がデモンストレーションを行い、寿司ネタの魚は玄界灘の魚を空輸で取り寄せて使用するなど、通常の説明会とは一味も二味も違うユニークな内容の説明会でした。

　このような取り組みが功を奏し、アムステルダムでもパリでも招待客からは賞賛の言葉をいただき、招待客に福岡を強く印象づける価値ある説明会となりました。

　また、パリのマスコミ関係者からは、是非福岡に取材に訪れたいとのうれしいコメントまでいただきました。

当財団はこのほか、福岡市と共にパリ市内の有力旅行社を訪問し、具体的な情報収集や情報提供に努めたり、本年度4月より加盟したアムステルダムにあるICCA（国際会議協会）本部の訪問、アムステルダムのコンベンション会場や、パリのユニークなコンベンション用のレセプション会場の視察を行いました。

当財団は今回の経験を踏まえ、今後も福岡市と連携し、継続的にヨーロッパの人々の興味やニーズを頭に入れた誘致宣伝活動に取り組んでまいります。

　観光説明会でのデモンストレーション

　フランスの旅行社での訪問セールス