12月12日（木）に 九州産業大学で行われた「旅行ビジネス演習」のプレゼン発表会

この事業は、福岡の宿泊・観光業がこれからの福岡市の産業の成長を支え、引っ張っていく存在となるべく、働いている人・経営している人、そして今後この業界に入ってくる人（大学生）など、関わるすべての人たちが、誇りをもって「福岡の宿泊・観光業」は“素晴らしい” “やりがいがある”“自ら成長ができる”と思える環境の構築を 目指す「Ｆアカプロジェクト」の一環としての取り組みです。

九州産業大学 地域共創学部の「旅行ビジネス演習」の講義の時間をお借りしたこの取り組みは、第１回目（10/3）東武トップツアーズ㈱さまによる「旅行事業」、第2回目（10/10）株式会社C＆G Value Designさまによる「ホテル事業」、第3回目（10/17）リージョナルリング株式会社さまと（公財）福岡観光コンベンションビューローの「福岡市の課題」などについての講義を行い、学生の皆さま自ら情報を収集・整理し、自分なりの課題を設定した上で、その課題解決に向けたビジネスプランを提案いただくことを目標として開始しました。最終回の今回は今回は、学生によるこの3社に対してのビジネスプランの提案発表会が行われました。

学生のみなさまはグループにわかれ3社それぞれに提案発表をされました。「若者の旅行離れ」を「若者の旅行会社離れ」として定義し、SWOT分析により若者向けの新感覚旅行を提案したものや、推し活を海外旅行と組み合わせビジネスプランにしたものなど、今の若者の意識や考えを落とし込み当事者視点でのプラン提案、マーケティングの手法を活用して他にはない尖った感性でのホテル提案などが発表されました。観光客目線としても、また事業者としても、とてもワクワクする内容の発表でした。一方で、欧米豪のインバウンド誘致について、欧米豪の訪日客が多い地域と、アジア圏が多い九州との間で相互プロモーションを行う提案や、日本人旅行者のリピーターを増やすため友達紹介キャンペーンを拡散したり、特典クーポン付きの交通パスなどなど･･･現状の課題に真摯に向き合った提案もございました。

これまで、4回にわたり行われた取り組みですが、学生の皆様にとっては、企業の方の話を直接お聞きし、さらに企業に提案するという、なかなか通常の学生生活の中では、得難い機会となったのではないでしょうか？また一部の学生の中には、さっそく今回講義を実施した企業のインターンシップに参加したりするなど、直接やりとりを始めている方もいらっしゃるようです。我々のこの取り組みが、福岡そして日本の観光の発展が未来に繋がっていくよう、これからも見守っていきたいと思います。

（公財）福岡観光コンベンションビューローでは、引き続き大学の皆さまと協同し、観光業界の未来につなげる取り組みを行ってまいります！ご登壇いただきました皆さま、ご協力いただきました室岡先生、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします！

第1回目の様子はこちらから↓
【ご報告】九州産業大学の学生の皆さまに、観光産業の魅力を伝えます！ | 公益財団法人　福岡観光コンベンションビューロー

第2回目はこちらから↓
【ご報告】九州産業大学の学生の皆さまに、観光産業の魅力を伝えます！② | 公益財団法人　福岡観光コンベンションビューロー

第3回目はこちらから↓
【ご報告】九州産業大学の学生の皆さまに、観光産業の魅力を伝えます！③ | 公益財団法人　福岡観光コンベンションビューロー

■お問い合わせ　観光事業部 観光戦略課（担当：阿部・武井）TEL:092-733-5050