お知らせ
福岡市の宿泊・観光業界の将来を担う若手メンバーが集い、学び、語りあうアカデミー、それが「Fアカ」です!
1月16日(木)に第10回目の「Fアカ」を開催しました!
対面では約2か月ぶりの開催です。
今回、株式会社人材研究所所長の白石久喜氏を講師に迎え「キャリアデザインする?しない?~100年人生で成長を描く見取り図を描く~」をテーマにお話をいただきました。
白石 久喜氏は、組織・人事全般の研究活動を行っており著書も出版されています。現在は「キャリアデザイン」と「ミドル・シニアの活性化」をキーワードに、企業とコラボレーションしながら、最先端の施策やメソッドを開発し、市場に提供していらっしゃいます。
第10回目の講義は、”自身の能力を高めていくこと=キャリアデザイン”をキーワードに、自身の「キャリア」に焦点をあて、意思をもった働き方をしていくためのワークを行いました。
「人生100年時代」をどう生きるか、キャリア観について定義しながらキャリアビジョンとは何か、どう考えていけばよいかの道筋のお話を、有名なルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の一節…
・アリス「あのう、わたくし、ここからどの道を行けばいいか、おしえていただきたいんですけど」
・チェシャ猫「そりゃ、あんたがどこに行きたいかによるわな」
を例に挙げ、キャリアデザインに欠かせない「どこに行きたいか」を明確にするためのワークに取り組みました。
まずは自身のポジティブコア、いわゆる強み・重視している価値観を探すためにペアになり、インタビュー形式で最も成功した仕事の話や顧客満足の向上に向けて努力していることを交互に伝え合いました。その後、ヒアリングした情報をもとに他己紹介形式でペアの方の強みや価値観をグループで共有します。
今までFアカで行ったワークと少し違い、話をきいているとその価値観に至った経緯や、成長し視点が変わる瞬間の場面がそれぞれ明確にあり、仕事における人生の背景をのぞくような感覚になり、とてもおもしろく感じました。
その後、グループで共通するポジティブコアをキーワードに、観光業界においてどのように貢献できるかを模造紙に描いていきます。自身のポジティブコアが明らかになり、ゴールが少しづつはっきりと見えはじめ、それぞれのグループが積極的に意見を出し合う様子は、とても頼もしいものでした。
最後のワークは、模造紙に描いた未来を実現するために自身が改善するポイントを14個書き出し、各々が自分の描くシナリオ実現のための、今後の行動やあり方を発表し終了しました。
日々の業務に追われていると、自身のキャリアについて深く考えることなく時間だけが過ぎていくかもしれません。少し立ち止まり今までの自分のキャリアを振り返り、自身が大切にしている価値観、成長してきた実感、自身が培ってきた強み、どう歩んでいきたいかを仲間とともに話し合うことで、今の自分の位置が明確になったり新たな自分を発見する良いきっかけになったのではないでしょうか。
理想の未来に到達するため、「今後2年のアクションプラン」が宿題として出され、それぞれどのように描かれていくか・・・これからが楽しみです。
今回も講座が終わり解散後、各々が自然とコミュニケーションをとり、卒業式に向け各グループプランのブラッシュアップを自主的に行っている姿をみて、メンバー間の密度がとても濃くなっているように感じて嬉しくなりました。卒業式まであと約1か月!集大成を楽しみにしています。
★次回は、1月31日(金)のオンラインでの開催予定です!
■お問い合わせ 観光事業部 観光戦略課(担当:阿部・武井) TEL:(092)733-5050
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