お知らせ
平成21年7月24日~7月31日にかけ、広州・釜山の学生を受け入れ、
福岡-広州-釜山インターンシップ交流事業を行いました。
◎ 福岡-広州-釜山インターンシップ交流事業とは
福岡市姉妹都市委員会、福岡市主催で平成20年度から広州市との間で始まり、21年度から釜山広域市を加え実施されています。中国・広州市(福岡市の友好都市)と韓国・釜山広域市(姉妹都市)の大学生を福岡市の様々な分野の企業で受け入れ、就労体験を通して、企業における仕事のやり方や仕事への取り組み姿勢、社会人としてのマナーなどを学ぶことにより、福岡市についての理解や日本文化、慣習といったもの への知識を深め、人的交流を図ることで、福岡-広州-釜山広域市間の友好交流や日中・日韓間の架け橋となる人材の育成を目的としています。
◎ビューローで受け入れた研修生(2名)
広東外語外貿大学 3年生 張 杭(チョウ コウ) (中国・広州市):写真左
釜慶大学 3年生 徐 東煥(ソ トンファン) (韓国・釜山広域市):写真右
◎実施した主な研修内容
・ビューローの内部業務に従事
・クルーズ船の案内・物販業務に従事
・観光施設、コンベンション施設、商店街の視察・意見交換
・広報物、パンフレット、ホームページに関する研究
・ウェルカム・サポーターとの意見交換など
○研修を通して、両名から私達が気付かない点からのアドバイスをしてもらいましたので、今後の参考にしてください。
〔クルーズ船の受入関係〕
・ 駅名に加え、ナンバーなどをふり、「○番目の駅で降りる」という説明の仕方がわかりやすい。
(表示例)
・ クルーズ船物販業務で多かった質問は、「メイドインジャパンですか?」「原材料は何ですか?」「何に使うのですか?どのような時に使うのですか?」でした。これらを中国語・韓国語で説明したカードをサンプルの横に置いたら良い。
・ 中国人は、値段が高くても説明を見て気に入れば買うので、いかに中国人が興味を 引く説明文とするかが、売れるかどうかのポイントになる。
・ 出港するときには日本の硬貨を使い切ってしまいたいので、使い切るような販売の仕方を工夫すれば良い。
・ 一見して「日本を感じるデザイン」や、「福岡限定」の商品を買いたがる。
〔観光地視察関係〕
・ 中国人観光客にとっては、観光案内ボランティアのガイド料3,000円は安いと感じる。
・ 博多町家ふるさと館で流していた山笠のビデオに中国語や韓国語の字幕が欲しい。中国人は興味を持てば、祭りの時期に再度来福する可能性が高い。
・ 福岡は銘菓が多いので、工場見学やお菓子の製造体験が出来たら良い。
・ 韓国の庭園は日本庭園に似ているのであまり興味を示さない。
・ 中国人は日本庭園は珍しいので興味を持つ。
◎研修終了後の学生の感想
今回のインターンシップで、色々なことにチャレンジしたり、多くの日本人と出会い、本当に一生忘れられないたくさんの思い出が残りました。
当初、短い期間で勉強になるのか疑問を持ち、インターンシップに参加するか迷っていま したが、福岡へ来て良かったです。コンベンションビューローで実習し、中国からのクルーズ 船客への対応やウェルカムサポーターとして留学生が活躍している姿を見聞きするなど、福岡の観光やコンベンション誘致について学べてラッキーでした。また、研修で学んだことですが、広報物について今まで何気なく見ていただけだったのですが、これからは関心を持っていこうと思います。(張さん)
今回、西新町商店街に行ったのですが、天神から地下鉄で10分しかかからないのに、天神が賑やかな雰囲気なのに対し、落ち着いた感じで、釜山の国際市場に似た雰囲気でした。 学校に戻ったら今回の経験を生かして頑張ります。(徐さん)
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