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福岡歴史・観光市民大学で、ビューロー事務局長が講演

NPO法人「鴻臚館・福岡城歴史・観光・市民の会」が主宰する勉強会『福岡歴史・観光市民大学』で1022日、当ビューロー事務局長・岡嶋洋一が講師として講演しました。



 


講演タイトルは、「福岡の魅力と観光」。


博多港に入港するクルーズ船や、福岡で開催される国際コンベンションなどを軸に、主に外国人に向けた福岡の魅力、外国人観光客受け入れに関わる市の取り組みなどを紹介しました。


 


(満席の会場)


 


まずは、中国・韓国からのクルーズ船についてです。


年々船が大型化し、寄港回数も増加の一途をたどるクルーズ船。


講演では、クルーズ船で福岡を訪れた観光客に対し、福岡市が歓迎パフォーマンスの開催や、港・繁華街でのウェルカム・サポーター(語学ボランティア)による観光案内サービスを提供していることを紹介しました。


 


一方で、今後の課題として、入国審査にかかる時間の短縮やクルーズターミナルの整備を挙げました。


 


次に、国際コンベンションについてです。


福岡市の国際会議開催件数は年々増加しており、平成21年には横浜を抜き全国2位の都市になっています。


講演では、平成22年も開催件数216件と東京(492件)に次ぐ全国2位をキープし、同年のコンベンション開催による経済波及効果が235億円に上ったことを紹介。


 


また、コンベンションにおける福岡の強みとして、アジア各都市からのアクセスが良いこと、宿泊施設の充実、物価の安さなどを挙げました。


 


ところで、外国人にとって福岡はどのような印象なのでしょう?


外国人観光客を対象としたアンケート調査によると、福岡の魅力は「街が美しい」「食べ物がおいしい」「自然がある」「市民が親切」などだそうです。


岡嶋がこの調査結果を発表すると、会場から、納得!というような「うんうん」という声が上がりました。


 


(耳を傾ける受講者たち)


 


この後は、市が積極的に行っている国内外からのインセンティブツアーや、修学旅行の誘致状況を説明。


最後は、「見る」「体験する」「学習する」が一体となった新しい観光として市が主宰している福岡観光プログラム『福たび』の詳細を伝え、岡嶋の講演は終了。


 


終了後、司会者の「質問はありますか?」との声に、会場から多くの手が挙がりました。


 


 


質問タイムには、観光に関する提案や意見なども多数出ました。


意欲ある受講者が多く、盛況のうちに講演会を終えることができました。


 


受講者の皆様、ご清聴ありがとうございました。


 


 


※「鴻臚館・福岡城歴史・観光・市民の会」(略称:福岡城市民の会)は、市民と共に福岡の歴史・観光を考えるNPO法人です。



 

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