その他
JNTO(日本政府観光局)が11月24日に発表した「都市別国際コンベンション統計」によると、平成21年の本市における国際コンベンションの開催件数は、平成20年より34件増え206件で、初めて全国の都市中第2位に躍進しました。また、件数も東京以外の都市で初めて200件の大台を超えました。
この統計は、国内唯一の国際コンベンションに関する統計で、毎年JNTOが全国各都市のデータを集計し発表しているものです。
平成21年に福岡市で開催されたコンベンションの大きな特長としては、①大学主催の会議(全体の45%、93件)②アジア関連の国際会議(全体の32%、66件)が大きな割合を占めていることが挙げられます。
福岡は、大学が多く、九州大学をはじめ各大学の国際会議開催意欲が非常に高いことに加え、コンベンション施設が充実していること、空港から都心までのアクセスが良いこと、ホテルの数が多く種類も多様であること、アジア主要都市からの直行便が豊富であることなどが増加の要因となっていると考えられます。
また、誘致や支援の面では、福岡市では「市」、「コンベンションセンター」、「コンベンションビューロー」の三者が連携して大学や団体の支部事務局などとの関係を強化していく全国でも珍しい取り組みを行っています。
コンベンションは地域全体に大きな経済効果をもたらすだけでなく、国際交流や地域活性化の強力な推進力となります。当ビューローでは、日本で最も古い海外交流の歴史を持つ福岡のコンベンション推進機関として、産学の皆様のご協力のもと、国際コンベンションの誘致・支援にいっそう努力してまいります。
【都市別国際コンベンション開催状況・平成21年】
都市 | 件数 |
東京(23区) | 497 |
福岡市 | 206 |
横浜市 | 179 |
京都市 | 164 |
名古屋市 | 124 |
*JNTO国際コンベンション基準:国際機関・団体、国家機関・国内団体が主催する会議で、参加者50名以上、参加国3カ国以上のもの
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