クルーズニュース
2008年以降、博多港へ寄港を続けているイタリア船籍の
クルーズ会社 コスタ・クルーズ社の客船「コスタ・クラシカ」
(定員数 1,680人)が8月28日初寄港しました。
当初6月からの寄港が予定されていましたが、震災の影響により
延期になっていたもので、待ちにまった再開です。
初入港を記念して、コスタ・クルーズ社による記者会見や
歓迎式典が開催されました。
記者会見では、コスタ・クルーズ社のダリオ・ルスティコ太平洋
アジアオペレーション・セールス&マーケティング副社長は
次のように語りました。
「日本は非常に重要なマーケットで、またクルーズを再開できた
ことを非常にうれしく思います。
日本の当局や旅行会社と密接な関係を築いていける
大変大切なパートナーであると感じています。
特に来年は、より大型船となる「コスタ・ビクトリア」(定員数2,394人)
を導入する予定で、さらに市場を活性化することになるでしょう。
コスタ・クルーズは、若い人がカジュアルに楽しめるクルーズ。
フレンドリーでホスピタリティーあふれるスタッフがお迎えし、
中国・韓国・日本のクルーズをさらに発展させます」
とクルーズの成功に自信があふれていました。
8月28日からコスタ・クルーズは日本人マーケットを
狙った博多発着のコースを設定。
9月25日、9月29日に福岡を出港し済州島、上海に寄港する
3日間クルーズを行う予定です。
日本人スタッフを増やすなど、コースにあわせてカスタマイズをしているとダリオ氏。
日本人が喜ぶ船内のポイントを、ミッシェル・デ・グレゴリオ船長を
きくと「美味しいイタリアンはきっと日本のお客様も喜んでくれるはず」
と笑顔を見せていた。
歓迎式典では、髙島宗一郎福岡市長、九州クルーズ振興協議会の
田中浩二会長をはじめ、コスタ・クルーズ社、メディアや旅行会社が
参加しました。
髙島福岡市長は
「待ちに待った初寄港を迎えることができ、福岡市民を代表して
心から歓迎いたします。 今年は博多発着クルーズが就航する
重要な年。博多港が東アジアカジュアルクルーズの発着港に
選ばれたことを光栄に思います。
来年はコスタ・ビクトリアの受け入れ体制の充実を図っていくとともに
インバウンド・アウトバウンドの両立を目指したクルーズハブ港として
機能強化に取り組みます」と語った。
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