福岡市では、観光・集客推進のため、海外からの観光客の誘致活動や受入体制強化に取り組んでいます。

この度、さらなる利便性向上と福岡市への観光客誘致強化のため、福岡市の無料公衆無線ＬＡＮサービス「Ｆｕｋｕｏｋａ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」と台湾最大の都市である新北市の公衆無線ＬＡＮサービス「Ｎｅｗ　Ｔａｉｐｅｉ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」とのＷｉ－Ｆｉローミング^※注１）を８月１日より開始します。

　自治体主体の公衆無線ＬＡＮサービスによる、海外の公衆無線ＬＡＮサービスとのＷｉ－Ｆｉローミングの実現は世界初です！

　これにより、「Ｎｅｗ　Ｔａｉｐｅｉ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」の利用者は、普段利用しているＩＤとパスワードで「Ｆｕｋｕｏｋａ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」を利用できます。また、「Ｎｅｗ　Ｔａｉｐｅｉ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」のトップ画面では福岡の魅力を発信します。

　これに合わせて「Ｆｕｋｕｏｋａ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」は、中国語（繁体）にも対応。日本語・韓国語・中国語（簡体）・英語と対応言語は５言語になりました。

　今後も、海外の公衆無線ＬＡＮサービスとのＷｉ－Ｆｉローミングについて検討し、海外からの観光客にも喜んでいただける環境づくりに努めます。

※注１）Ｗｉ－Ｆｉローミングとは

　公衆無線ＬＡＮサービス事業者同士の連携により、利用者が契約している事業者のサービスエリア外でも連携先の事業者のサービスエリア内であれば、元の事業者同様のサービスを利用できること。

　福岡市無料公衆無線ＬＡＮサービス「Ｆｕｋｕｏｋａ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」は、全６２拠点でアクセスポイント数は２４８箇所あり、自治体が主体の無料公衆無線ＬＡＮのアクセスポイント数としては国内最大級です。サービス開始からのアクセス数は累計１００万回を超え約１０４万回に達しました。（２０１３年６月末時点）

　「Ｆｕｋｕｏｋａ　Ｃｉｔｙ　Ｗｉ－Ｆｉ」は今後も、福岡市での利便性向上や情報発信力の強化、災害時の活用に努め、また民間との共働によりさらに拠点を拡大し、利用促進と都市の魅力向上を目指します。