お知らせ
東北関東大震災以降、初めての九州観光客団体ツアー「縦横遊」が香港より到着しました。
催行旅行会社は香港の『縦横遊』 参加者は大人13名、子ども5名の総勢18名。
九州福岡を5日間かけて周遊するコースです。
今回は、その中からオール九州でお出迎えした到着時の模様と、福岡市庁舎前での高島市長とのランチ会食をレポートします!
4月22日(金曜)
福岡空港には、到着時間前にも関わらず各局より多くのメディアがすでにスタンバイ。
その現場の雰囲気は、『海外セレブの到着か?』と問い合わせをする人もいたほどでした。
九州運輸局企画観光部、九州観光推進機構、福岡県国際経済観光課、福岡観光コンベンションビューローなど各官公庁からも関係者が待合所に集結。今回のツアー受け入れの熱意を、今後の九州観光戦略の一因に繋げたいという意気込みが伺え、大変な賑わいを見せていました。
そのような中、一行は香港ドラゴン航空KA386便で福岡に到着。
大人13名、子ども5名の総勢18名からなるツアー客で、福岡国際空港に15時30分ごろ到着。
『ようこそ福岡へ』と中国語で書かれた横断幕をみるなり、みな笑顔でカメラに手を振りながらゲートから入国。
到着後、すぐに空港ロビーに置かれてある飾り山笠の前で記念撮影をしていました。
メディアからは:
「今回のツアー参加について不安があったか」、「現地香港での今回の被害報道について」などが尋ねられ、インタビューに答えた女性は、
「事前によく福岡のことを調べてきました。被災地からかなり離れた場所だという認識も得ていました。それに安全だと確信していましたので、子供も連れてきて日本を満喫したいと思っています。」と終始笑顔で応じてくれました。
一行は、別府で温泉体験、阿蘇山やハウステンボスを満喫した後、4月25日にふたたび福岡へ。
4月25日(月曜)
12時20分頃、一行を乗せたバスが福岡市役所の入り口に到着。
玄関入り口に詰め掛けた報道陣と、高島福岡市長をはじめとする福岡市経済振興局職員、福岡観光コンベンションビューロー職員が“ようこそ福岡へ”の横断幕を携えて、ニーハオと声掛けながら拍手して、盛大に出迎えました。
早速、高島市長と記念撮影。
市長からのご挨拶の冒頭では、『ようこそ福岡へ』と中国語での一言。
「個人的に香港が好きで、年に一度香港へ訪れていますと話をした。また、震災後の日本に来てくれたことを大変うれしくまた歓迎しています」と挨拶しました。
高島市長のアイデアで、ランチに用意されたものは福岡を代表する食材をふんだんに取り入れ、明太子を使ったサンドウィッチや糸島産の野菜や肉を使ったフライなどがずらり。
特に博多あまおうを使用したクレープは小さい子どもを中心に大人気でした。
インタビューも行われ、『放射線の心配は?』の問いに、「今回のツアーは東京ではないし、九州福岡は大丈夫だって思っていました」、「被災地から1300kmも離れてるし」との声も聞かれた。
また、福岡の印象を尋ねると、「街もいたるところで美しく清潔で、人も親切。礼儀正しいからとてもいいです」、「大変印象深い場所です。また来たいと思っている」と語っていました。
会食の最後には、高島市長からハローキティの博多人形が配られ、子どもたちからは歓声があがっていました。
大人の旅行客には博多織のお財布をプレゼントされ、伝統的なサプライズに大人たちも喜んでいました。
一行は会食後、楽しみにしていた天神でのお買い物で買い物袋を両手にたくさん携えるなど、満面の笑みが伺えました。
帰国は明日26日。
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